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無線機・保安用資機材について
第1問 無線機(特定小電力トランシーバ)の通話要領ですが、誤っているものを選びなさい。
- 1回の通話時間は、5分以内との定めがあり、制限時間10秒前に警告音がなり自動的に終了する。
- 通話の速度は、日常会話の程度を基準とし、相手方の受信状態や通話の内容によって調整する。
- 送信が30秒以上にわたるときは、至急通話の割込み等を容易にするため、約30秒ごとに2 ~ 3秒間、電波の発射を停止する。
- ビルの谷間などでは、相互の通話距離が短くなることに注意する。
- 呼び出しに応答がない時は、むやみに送信を繰り返さず自分の機器に異常がないかチェックを行うこと。
解答
①が正解です。
1回の通話時間は、3分以内(電波法で定められている)
第2問 無線機(特定小電力トランシーバ)の通話要領ですが、誤っているものを選びなさい。
- 通話を行う際はマイクと口元を15㎝〜20㎝離し、沈着冷静に普通の大きさの声、日常会話のテンポで行う。
- 送信時はスイッチを押して1〜2秒たってから話し始める。(頭ぎれ防止のため)
- 送信が30秒を超えるような時は、2〜3秒間程度間を空けて送信する。
- 呼び出しに応答がない時は、むやみに送信を繰り返さず自分の機器に異常がないかチェックを行うこと。
- 送信ボタンを押している間だけ話し、決して無駄話はしない、それ以外は聞く側に立つこと。
解答
①が正解です。
通話を行う際はマイクと口元を 5㎝〜10㎝ 離して通話を行う。
第3問 保安用資器材の使用及び設置方法についての記述ですが、妥当でないものを選びなさいさい。
- 「工事予告」標示板は、原則として、工事現場の手前100mから1000mの道路上の左側に設置する。
- 交通流に対面する起点側の保安用資機材と中央線との角度は、車両の安全な通行を確保するため、おおむね15度から30度となるように設置する。
- 交通流に対面する側の保安用資機材は、 隙間なく並べて仕切るが、 対面しない側 (中央線上等)の保安用資機材は、適当な間隔をあけて配列してもよい。
- 保安用資機材の撤去は、通行する車両の進行方向(起点)から始め、設置する場合は、進行方向の逆の地点(終点)から行う。
- 自動車専用道路等においては、 発煙筒の使用や警戒員の配置、 警戒標識車両を配置するなどの安全対策を講じる必要がある。
解答
④が正解です。
保安用資機材の設置は、通行する車両の進行方向(起点)から始め、撤去する場合は、進行方向の逆の地点(終点)から行う。 設置は、起点から。 撤去は、終点から。
第4問 歩行者用通路の使用及び設置方法についての記述ですが、適切でないものを選びなさいさい。
- 高齢者や障害者などが安心して通行できるように配慮して、幅員を1.5m(最低でも0.75m)は確保すること。
- 歩行者用通路を自転車が通行する場合には、必要に応じて自転車通行者に対して、自転車を降りて歩行により通行するよう誘導すること。
- 歩行者用通路の路面は、巡回点検を行い常に良好な状態で管理すること。
- やむを得ず、急こう配になる箇所が発生する場合は、杖使用者、脚力が弱った高齢者などの通行を考え、安全な手すり等の設置の検討を要請する。
- 歩行者用通路の路面が凹凸やぬかるみなどで、歩行者が転倒するおそれがある場合は、注意して通行して貰う様に声をかけ誘導すればよい。
解答
⑤が正解です。
歩行者用通路は、道路の凹凸やぬかるみがなく、歩行者が転倒する恐れのない場所に設置する。
歩行者用通路の路面は、仮設舗装や歩行者用マットなどにより、凹凸をなくし、滑りにくく、水はけのよい状態に保つ。
第5問 保安用資機材の使用及び設置方法についての記述ですが、適切なものを選びなさいさい。
- 「保安用資機材」を夜間業務で設置する場合、回転灯など最低限の照明でよい。
- 夜間業務に従事する際は、点灯させた資機材が車両の視界を奪う可能性があり、事故防止の為、最低限の照度にする必要がある。
- 「保安用資機材」を設置した際、強風や車両通過時の風圧によって転倒しないよう、土嚢などの重りや固定等で安全措置を講じる必要がある。
- 工事中であることを示す各種表示板は、工事区間の中間辺りの見えやすい所に設置する。
- 工事区間の起点側の保安器資機材と中央線との角度は、車両の安全通行の為、概ね「10度から20度」になるよう設置する。
解答
③が正解です。
1)可能な限り、回転灯や内照式セーフティコーン、スポット照明、その他反射加工を施したものを設置する必要がある。
2)夜間の照度には十分配慮する。
4)工事区間の起点と終点に設置する。
5)概ね「15度から30度」となるよう設置する。
第6問 保安用資器材の使用及び設置方法についての記述ですが、誤りはどれか選びなさいさい。
- 「工事用信号機」は、道路工事などの施工者が公安委員会の法令に基づく申請をして、公安委員会の許可を得て設置するものである。
- 高速道路においては、道路工事に伴う規制帯の明示や通行する車両に対して車線変更を促す目的で、規制用標識車両を設置することが多い。
- 高速道路の分岐点などに設置されているクッションドラムは、横方向に広げて設置するより、縦方向に厚く設置する方が衝突時の衝撃を緩和できる。
- 高速道路では、通行する車両に対して注意を促すために、赤色系の大型回転警告灯が使用されている。。
- 無線機は、片側交互通行などに使用されることが多く、一般的には特定小電力トランシーバーが使用されているが、警備員同士の距離が遠い場合には、出力の大きい業務用携帯無線機が使用される事もある。
解答
①が正解です。
「工事用信号機」は、道路工事などの施工者が安全性を期すために任意に設置するものであるため誤り。