指教-Q095 ← Previous → Next (教育)Top 戻る
次は、強盗罪について述べたものであるが、誤りはどれか。
@ 「強取」とは、暴行又は脅迫によって、相手方の反攻を不可能にして財物を領得する行為である。
A 暴行又は脅迫をもって、人の財物を強取する行為が強盗である。
B 窃盗犯人が財物を得てその取り返しを防ぎ、又は逮捕を免れ若しくは逃れようとして、罪跡を隠滅するために暴行又は脅迫を加えてきた場合は、事後強盗罪となる。
C 財物強取等の目的で暴行、脅迫等に着手したが、その目的を達しなかった場合は、暴行罪となる。
D 警備員に対し、窃盗犯が逮捕を免れようとして暴行を加えてきた場合は、事後強盗罪となる。
解答と解説
正解はC
@ABDは、正しい。
Cは、財物強取等の目的で暴行、脅迫等に着手したが、その目的を達しなかった場合は、強盗未遂罪が成立するので、誤り。
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