指教-Q099 ← Previous → Next (教育)Top 戻る
次は、横領罪について述べたものであるが、誤りはどれか。
@ 「横領」とは、「自己の占有する他人の物」を横領した場合をいう。
A 「横領」とは、他人と信頼関係にある者が、その信頼を裏切り他人に損害を与える罪であり、信頼関係のない者との間における自己の占有する他人の物の領得は、遺失物等横領罪となる。
B 銀行の支店次長が集金業務で預かった顧客の預金を不法に領得した場合は、単純横領罪に当たる。
C 他人の依頼に基づいて業務として財産の保管をする者が、その信頼を裏切って自己のために費消してしまう行為は、業務上横領罪である。
D 単純横領罪、業務上横領罪、遺失物横領罪のうち、最も罰則が重いものは、業務上横領罪である(10年以下の懲役)。
解答と解説
正解はB
@ACDは、正しい。
Bは、業務上横領罪に当たるので、誤り。
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