指教-Q100 ← Previous → Next (教育)Top 戻る
次は、逮捕についての記述であるが、誤りはどれか。
@ 逮捕の種別には、通常逮捕、緊急逮捕及び現行犯逮捕の3種類がある。
A 現行犯人は私人でも逮捕することができるが、現行犯人としての時間的接着性と明白性が必要となる。
B 「現行犯逮捕の時間的接着性」とは、犯罪行為終了後であることを指すが、直後とはどの程度であるかは機械的に何時間と決めることはできず、具体的状況に応じて判断される。
C 「現に罪を行い終つて」から間がないと明らかな者は、何人でも現行犯逮捕することができるが、一般私人は逮捕現場における捜索、差押さえはできない。
D 現行犯人を逮捕した場合は、直ちに検察官、検察事務官又は司法警察職員に引き渡さなければならない。
解答と解説
正解はD
@ABCは、正しい。
Dの犯人引渡しに検察事務官は含まれないので、誤り。
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