指教-Q106    ← Previous  → Next    (教育)Top 戻る            


次は、現行犯人逮捕後の措置に関する記述であるが、適切でないものはどれか。

@ 現行犯人逮捕時は、自傷他害や証拠を保全するため、犯人の凶器や盗品等を一時預かることは、逮捕行為に伴う一連の行為として許される。

A 犯人の人権を不当に侵害することのないように配意し、凶悪な犯人や暴れる犯人以外は、縄や紐等によって縛るなどの方法は避ける。

B 警備員が物の捜索、差押さえをする場合は、原則として被害者の立会いの下、実施する。

C 犯人が女性である場合は、取り扱い上問題とならないよう、2人以上で犯人のひじ、手首等を持って同行するような方法が望ましい。

D 警察官は、必要があるときは、逮捕者に対し、ともに警察署に行くことを求めることができる。


























解答と解説

正解はB

@ACDは、適切である。
Bの捜査機関以外の者は、現行犯逮捕の場合でも逮捕現場での捜索、差押さえは認められていないので、誤り。