指教-Q107    ← Previous  → Next    (教育)Top 戻る            


次は、遺失物法について述べたものであるが、誤りはどれか。

@ 「遺失物」とは、人が不注意により落としたり、置き忘れた物をいう。

A 拾得者の代理人として施設占有者に当該拾得物を差し出した者も、報労金を受け取る権利、所有権を取得する権利等がある。

B 施設警備員が拾得物の届出を受けた場合には、当該物件を施設占有者に差し出すとともに、施設占有者は拾得者に預り証を交付する。

C 拾得者に対する報労金は、当該拾得物が返還されるときの価格を基準に、5%から20%の範囲内で決めることができる。

D 施設内で拾得した場合は、報労金が拾得者と施設占有者とで折半されるが、拾得物を1週間以内に遺失者に返還するか警察署長に提出しなければ、施設占有者は報労金等を受け取る権利を失う。




























解答と解説

正解はA

@BCDは、正しい。
Aの拾得者の代理として拾得物を届けた者は、拾得者と認められず、報労金を受け取る権利等はないので、誤り。